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今朝、メガテンをしていると(朝っぱらからゲームしてんなよ)女友達から「キャッチボールしない?」というメールが入った。
キャッチボールなんて久々でやりたいなと思ったので、近所の芝生のある割とでかい公園でやることにした。
公園の駐車場から、芝生までの間に高速の高架下の道路を通らないと行けないのだけど、そこで小学生くらいの男の子が、サッカーボールを壁に蹴って遊んでいた。
俺も昔よくこうやって遊んでたなぁ、と思いつつ、邪魔になるといけないので、男の子が遊んでる隣の道路を通って芝生まで行った。(ちなみに道路は壁をはさんで2本並んでいるので別に隣の道路へ行くのは全然苦にならないっす。)
で、キャッチボールをしていると、天気もいいせいか、続々と家族やらカップルがやってきた。
でも、ほとんどの家族、カップルが男の子が遊んでいる方の道路を通って芝生にやってきた。男の子が遊んでいる道路の方が駐車場寄りだからだ。男の子は誰かが通るたびにサッカーボールを蹴るのを止めなくてはならなかった。
なんだかそれを見てて僕は暗澹たる気持ちになった。
男の子も隣の道路で移れば良いというのは、もっともなんだけど、皆もたかだが1mか2m隣の道路へ行けば良いだけなのだ。
たったそれだけのことなのに、皆、男の子の遊びを止めてまでも、男の子のいる道路を通った。他人の邪魔をしないっていう気持ちがまるでないのだ。
家族連れもたくさん通った。30代半ばの親と小学生以下の子供。
他人の邪魔をしないようにする、そういうの教えるのが親の役目ってもんじゃないのか?
それを教えない親も親だし、そういうの教わらない子供がこれから増えていくのかと思うと、これからこの国で生きていくにはホント気を引き締めていかないと酷い目に遭いそうだなと心底思った。

少年の邪魔にならないようにしてた人ももちろんいましたよ!あと妊婦さんは「ごめんねぇ」と声を掛けてた。そりゃ身重の身体じゃ隣の道路へ行くのしんどいもんね。